第3回 キハ2004号運転体験「キハ2004でGo!」の募集開始!

第3回 キハ2004号運転体験「キハ2004Go!」の募集を本日より開始いたします!

午前・午後の部とも各6名、合計12名の募集となりますので、ご予約はお早めにお願いいたします。

1.開催日 平成30年6月16日(土)
2.集合場所 金田駅待合室
3.時間 午前の部 09:30~12:30
  午後の部 13:50~16:50
4.申込方法  
(1)電話による申込 0947-22-1000 営業企画課 運転体験係まで
  (電話での申込対応時間は平日9:00~17:30です)
(2)メールによる申込 heichiku@fukuoka.email.ne.jp 宛に
  タイトルに「第3回 キハ運転体験について」とご記入いただき、必要事項
  お名前(よみがな)
  ご年齢
  ご連絡先(郵便番号・住所・電話番号・メールアドレス)
  午前・午後どちらをご希望か
  を明記のうえ、ご送信下さい。
  (メールの受信は期間中24時間可能ですが、係での確認にお時間がかかる場合がございます)
5.申込受付開始 5月28日(月)
6.申込締切 6月8日(金)
7.募集人数 午前・午後の部とも6名様(定員に達した場合はキャンセル待ちとなります)
8.応募条件 小学3年生以上で、車両の運転をおこなうにあたり支障のない方
  お子様の分を保護者の方が代理で申し込まれる場合は、必ずそのことをご明記ください
  15歳以下の方は保護者の同伴が必要です
  (同伴者が複数の場合、状況により御同乗できない場合があります)
9.体験料金 おひとり  10,000円(当日、受付時にお支払いください)
10.体験内容 午前の部 午後の部
(1)車両説明および運転台説明 09:30 13:50
(2)運転体験 10:50 15:10
(3)解散予定 12:30 16:50
  ※時間は進行状況により前後する場合がございます
11.その他
(1)午前・午後の部とも、簡単な弁当を用意しております。キハ2004号の車内で食事をとることができます。
(2)キハ2004号の車内には、冷房・扇風機はありません。各自で熱中症対策をお願いします。
(3)第4回のキハ2004号運転体験「キハ2004Go!」につきまして、当初は7月22日(日)を
 予定していましたが、諸般の事情により、7月21日(土)に変更となります。予めご了承くさだい。
 なお、第4回の募集は、第3回終了後となります。
 
お問い合わせ先:平成筑豊鉄道 ・運転体験係(0947-22-1000)
 ※お電話は平日9:00~17:30の間にお願いいたします。

申込締切日を過ぎましたが、まだ募集人数に対して余裕があります。皆様の応募をお待ちしております。

★キハ2004号とは
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 キハ2004号は、昭和41年、北海道の留萠(るもい)鉄道の最新鋭のディーゼルカーとして登場しました。
 旧国鉄で同時期に製造されていた北海道用キハ22に準じた設計で、違いといえば、汽笛が屋根上に2つあり、
一方で二重窓やトイレが省略された程度でした。
 留萠鉄道は、筑豊の鉄道と同じく石炭輸送を目的とした鉄道でしたが、沿線の炭鉱が次々と閉山され、昭和
44年4月に運行を休止、2年後には廃止されました。
 まだ新車同然であったキハ2004号は、留萠鉄道の他の4両とともに、茨城県の茨城交通に譲渡されました。
茨城交通では他の北海道の炭鉱鉄道から移籍してきたディーゼルカーたちとともに主力して活躍し、平成20年に
同社が第3セクター化され、ひたちなか海浜鉄道となった後も、引き続き使用されましたが、老朽化により平成27
年、新型車両に置き換えられ、引退しました。
 引退前には、旧国鉄のキハ55系に似ていることから、昭和30年代の旧国鉄準急色に塗り替えられ、鉄道
ファンの人気を集めました。
 
 一方その頃、平成筑豊鉄道の活性化のため、平成筑豊鉄道にゆかりのある鉄道愛好家が中心となって、旧国鉄
形ディーゼルカーを保存できないかと、JR九州や他の鉄道会社に打診していましたが、時すでに遅く、ほとんどの車両
は解体されていました。
 そんな折、旧国鉄形ディーゼルカーによく似た、ひたちなか海浜鉄道キハ2004号の引退を知り、「キハ20
04号を守る会」を結成、クラウドファンディングで輸送費用等約800万円を集め、ひたちなか海浜鉄道からの
無償譲渡を実現させ、平成28年10月に金田駅に搬入されました。
 その後、「キハ2004号を守る会」が中心となって整備作業を行い、平成29年11月より、平成筑豊鉄道
の主催のもと、「キハ2004号を守る会」と共同で、年に数回、運転体験を実施しております。
 
 デジタル制御の最新型車両とは異なり、旧国鉄形のディーゼルカーと同様、前後進の切換え、ギヤの切換え、ブレ
ーキなどが、空気圧や油圧で制御されるアナログな機構で、特にブレーキ操作について、難易度の高い運転体験を
楽しむことができます。
これまでの運転体験の様子 「キハ2004号を守る会」のFacebook