第11回 キハ2004号運転体験「キハ2004でGo!」の募集開始!

第11回 キハ2004号運転体験「キハ2004Go!」の募集を本日より開始いたします!

午前・午後の部とも各6名、合計12名の募集となりますので、ご予約はお早めにお願いいたします。

 

1.開催日

平成31年2月23日(土)

2.集合場所 金田駅待合室
3.時間 午前の部 09:30~12:30
午後の部 13:50~16:50
※申込み状況によっては、ご希望の時間の変更をお願いすることがあります。
4.申込方法  
・電話による申込 0947-22-1000 営業企画課 運転体験係まで
(電話での申込対応時間は平日9:00~17:30です)
・メールによる申込

下記のフォームで、必要事項を記入し、送信してください。
メールによるお申し込みはこちらをクリックして下さい。

(メールの受信は期間中24時間可能ですが、係での確認にお時間がかかる場合がございます)

5.申込受付開始 1月28日(月)
6.申込締切 2月15日(金)
7.募集人数 午前・午後の部とも各6名様
(定員に達した場合はキャンセル待ちとなります)
8.応募条件 小学3年生以上で、車両の運転をおこなうにあたり支障のない方。
 ※15歳以下の方は保護者の同伴が必要です。
 ※お子様の分を保護者の方が代理で申し込まれる場合は、
  必ずそのことをご明記ください。
 ※同伴者が複数の場合、状況により御同乗できない場合があります。
9.体験料金 おひとり  10,000円(当日、受付時にお支払いください)
10.体験内容   午前の部      |     午後の部
・車両説明および運転台説明  09:30      |     13:50
・運転体験  10:50      |     15:10
・解散予定  12:30      |     16:50
   ※時間は進行状況により前後する場合がございます
11.その他

午前・午後の部とも、簡単な弁当を用意しております。キハ2004号の車内で食事をとることができます。

お問い合わせ先:平成筑豊鉄道 ・運転体験係(0947-22-1000)
※お電話は平日9:00~17:30の間にお願いいたします。

申し込み受付は終了しました。

 

★キハ2004号とは
IMG_2168
 

 キハ2004号は、昭和41年、北海道の留萠(るもい)鉄道の最新鋭のディーゼルカーとして登場しました。
旧国鉄で同時期に製造されていた北海道用キハ22に準じた設計で、違いといえば、汽笛が屋根上に2つあり、一方で二重窓やトイレが省略された程度でした。
留萠鉄道は、筑豊の鉄道と同じく石炭輸送を目的とした鉄道でしたが、沿線の炭鉱が次々と閉山され、昭和44年4月に運行を休止、2年後には廃止されました。
まだ新車同然であったキハ2004号は、留萠鉄道の他の4両とともに、茨城県の茨城交通に譲渡されました。
茨城交通では他の北海道の炭鉱鉄道から移籍してきたディーゼルカーたちとともに主力して活躍し、平成20年に同社が第3セクター化され、ひたちなか海浜鉄道となった後も、引き続き使用されましたが、老朽化により平成27年、新型車両に置き換えられ、引退しました。
引退前には、旧国鉄のキハ55系に似ていることから、昭和30年代の旧国鉄準急色に塗り替えられ、鉄道ファンの人気を集めました。

一方その頃、平成筑豊鉄道の活性化のため、平成筑豊鉄道にゆかりのある鉄道愛好家が中心となって、旧国鉄形ディーゼルカーを保存できないかと、JR九州や他の鉄道会社に打診していましたが、時すでに遅く、ほとんどの車両は解体されていました。
そんな折、旧国鉄形ディーゼルカーによく似た、ひたちなか海浜鉄道キハ2004号の引退を知り、「キハ2004号を守る会」を結成、クラウドファンディングで輸送費用等約800万円を集め、ひたちなか海浜鉄道からの無償譲渡を実現させ、平成28年10月に金田駅に搬入されました。
その後、「キハ2004号を守る会」が中心となって整備作業を行い、平成29年11月より、平成筑豊鉄道の主催のもと、「キハ2004号を守る会」と共同で、年に数回、運転体験を実施しております。

デジタル制御の最新型車両とは異なり、旧国鉄形のディーゼルカーと同様、前後進の切換え、ギヤの切換え、ブレーキなどが、空気圧や油圧で制御されるアナログな機構で、特にブレーキ操作について、難易度の高い運転体験を楽しむことができます。

これまでの運転体験の様子 「キハ2004号を守る会」のFacebook