10月30日(日) 田川線油須原駅 鉄道作業体験室公開!(追加情報)
「あるこう!へいちく in ゆすばる」、ホットコーヒーのおもてなし の追加情報があります。
2月に復元改装を終えた油須原(ゆすばる)駅の鉄道作業体験室。次回は10月30日(日)に公開します。
復元された「タブレット閉そく機」、「腕木式信号機」の操作体験や、のんびりとした広い駅構内で、昭和の雰囲気をお楽しみください。
1日フリー乗車券「ちくまるキップ」でお越しのお客様には、1枚につき「特製入場券『木っぷ』」または「オリジナル駅名標缶バッジ」のいずれか1つをプレゼントします。(非売品・数に限りがあります。)ぜひ列車でのお越しをお待ちしております。
「特製入場券『木っぷ』」 「オリジナル駅名標缶バッジ」
※公開日は日曜日ですので、「ちくまるキップ」を利用されると、大人キップ1枚(1,000円)でこども(小学生)1人が無料でご乗車でき(ファミリー特典)、また隣の駅である源じいの森駅下車すぐの「源じいの森温泉」では入湯料が無料となる特典(温泉無料特典)があります。
※梃子(てこ)を手前に引くと腕木式信号機の腕木が下がります。(操作体験できます。)
油須原駅 鉄道作業体験室 公開
・日 時 2022年10月30日(日) 11:00~16:00
・入場料 無料
※公開日は「ことこと列車」が14:07~18および15:36~53(回送)に当駅に発着するところがご覧になれます。(車内には立ち入れませんのでご了承ください。)
※上記イメージは演出です。実際の列車運行では「タブレット」の交換は行っておりません。
※ご来場の際は「マスクの着用」「手指消毒」へのご協力をお願いします。また、発熱のある方、体調不良の方のご来場はご遠慮ください。
※新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては、内容を変更、または公開を中止する場合もありますので、最新の情報にご注意ください。
「あるこう!へいちく in ゆすばる」(北九州市立大学 地域創生学群 小林ゼミ)
北九州市立大学 地域創生学群 小林ゼミの大学生と油須原駅の周辺をお散歩しませんか?
油須原駅を訪れた方に聞いたオススメのスポットやうわさなどを元に「ゆすばるおさんぽマップ」を作成しました!このマップを持って、新たな油須原の魅力を発見しませんか?
・スタート時間 1回目 11:30 2回目 14:30
・コース 油須原駅 → 赤村特産物センター → 油須原駅
・所要時間 約1時間
・参加費など 無料
事前申し込みの必要はありません。動きやすい格好でお越しください。
ホットコーヒーのおもてなし(あかまるキッチン)
公開時間中、列車でお越しのお客様にはホットコーヒーのおもてなしをします。数に限りがありますのでご了承ください。(限定50杯の予定)
また、ちくまるグッズ、平成ちくほう鉄道カレンダー2023を出張販売します。
油須原駅について
油須原駅は、田川地区の石炭を輸送するため、豊州鉄道(初代)が行橋~伊田(当時)駅間を開業した1895(明治28)年当時からある駅のひとつで、旧国鉄、JR九州の田川線を経て、1989(平成元)年に当社に引き継がれました。
田川地区からの石炭を満載した重い列車には、最後部に補助機関車をつけて上り坂を後押ししていましたが、油須原から先は下り坂となるため、補助機関車はここで切り離していました。その関係で駅構内が広いのが特徴です。
隣の赤駅にある赤村トロッコ油須原線線(現在運行休止中)は、旧国鉄時代に建設工事が中止され未完成に終わった線路敷を活用したものですが、当時は田川線と合流する地点に駅はなく、工事終点に近いここの駅の駅名をとって油須原線と名付けられました。
田川線は国鉄線としては廃止する方向が決定していたこともあり、合理化のための投資も一切行われず、当社に引き継がれた後も、1991(平成3)年までは、駅員が勤務し、閉そく取扱い(=列車が衝突・追突をしないように、駅間には一つの列車しか運転させない)や腕木式信号機の操作を行っていました。「タブレット閉そく機」はその当時使用されていたものを復元しています。
無人駅になってからも地域の方や社員ボランティアにより構内清掃、整備が行われており、昔懐かしい木造駅舎が今も残っています。
2022(令和4)年2月、西日本工業大学、赤村の協力により、木製の建具やレトロ調の灯具に復元改装を行いました。
広い駅構内
待合室
タブレット閉そく機(公開日は操作体験できます。)
腕木式信号機(操作体験できます。)
今年度内の鉄道作業室の公開予定
今年度内は11月27日(日)を予定しています。