「なのはな号」だった403号車は、2021(令和3)年4月17日に「スーパーハッピー号」として生まれ変わりました。
「Super Happy Train Project(スーパーハッピートレインプロジェクト)について
< ミヤザキ ケンスケ × 福智町 × JAL × 平成筑豊鉄道 >
世界の地域の人々を巻き込みながらアートを生み出している画家・ミヤザキ ケンスケさんと福智町の子どもたちがコラボレーションした「Super Happy Train Project(スーパーハッピートレインプロジェクト)」。
福智町、連携協定を締結している日本航空、福智町に本社がある平成筑豊鉄道の三者の主催により、子どもたちが実働する車両に絵を描いた産官学連携のアートプロジェクトです。
「スーパーハッピー」をテーマにミヤザキさんが下絵を描いた車両に、子どもたちが彩色。ワークショップで「福智町といえば何?」の問いに、子どもたちから答えのあった、町の名所・名産品もミヤザキさんの手によって随所に描かれています。
子どもたちの一筆一筆が積み重なり、思いが形になった「スーパーハッピー号」。世界で一つだけの車両がふるさとの原風景を背景に、夢と希望と元気を与えながら走ります。
「なのはな号」時代の403号車 2007(平成19)年4月8日運行開始
「なのはな号」の塗装を落とし、真っ白なキャンバスに。
ミヤザキ ケンスケさんが描いた下絵に、子どもたちが色をつけていきます。
「ちくまる」はもちろん、車体のあちこちに、子どもたちが提案した福智町の名所・名産品が描かれています。実際に見て探してみてください。
車内にはミヤザキ ケンスケさんのメッセージや、プロジェクトの過程が掲示されています。
2022年12月の定期検査の際、車内のシートも “スーパーハッピー柄”に。2023年2月にはフロアにラッピングを、2023年4月にはロールカーテンも交換し、ますます乗って「スーパーハッピー」な車両になりました。
ミヤザキ ケンスケさんのプロフィール
1978年佐賀市生まれ。筑波大学卒業後、ロンドンへ渡りアート制作を開始。
「Super Happy」をテーマに、見た瞬間に幸せになれる作品を展開。
現在、世界中で壁画を残す活動「Over the Wall」を主宰し、現地の人々と一緒に数々のプロジェクトを実現中。
これまでの作品は MIYAZAKINGDOM (ミヤザキケンスケ公式ウエブサイト)
この車両に出会えたみなさんが「スーパーハッピー」になれますように!